新鮮な豚肉を塩漬にして熟成した頃合いを見て独自調合のスパイスとともに練り上げるウィンナー・ソーセージ 。
澱粉やリン酸Naなどの添加物は使わずに肉だけの粘りを引き出すのが藤田屋の製法。これを天然の羊腸に詰めて1本1本手でひねり、クヌギ、白樺、桜などの薪を燃やして直火で乾燥し煙で燻します。自然な後味が好評です。
ドイツのレストランで「ウィンナー・ソーセージ」を注文すると、2cmほどの太さの長いソーセージが出てきたそうです。 これはボックヴルスト(Bockwurst)」というドイツの代表的なソーセージです。 ドイツでは、加熱したソーセージをブリューヴルスト(Bruehwurst)と呼び、日本のウィンナーやフランクのような小型のものをBruehwurstchenと呼びます。そして、不思議なことにウィーンにはウィンナー・ソーセージは見当たらないようです。 なぜか日本では、細く小ぶりなソーセージがウィンナー・ソーセージとして浸透してしまいました。 日本ではJAS規格で、ウィンナーソーセージは羊腸に、フランクフルトは豚腸に詰めると規定されています。 藤田屋でもウィンナーやフランクフルトは日本流の呼び名と大きさで提供しています。